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社員の声

湖南営業所 所長 山中さん

入社15年目・型枠大工から転職

はじめに

建設現場などで活躍する重機の先端に取り付ける「アタッチメント」の販売や修理を手掛けるレントリー滋賀。
今回は、湖南営業所の所長を務める山中さんに、日々の業務内容から仕事への向き合い方まで、ざっくばらんに語っていただきました。

現在のお仕事について

日々の仕事の段取りを組むのが主な役割ですね。誰をどの現場に行かせるか、といった調整を行っています。
ただ、うちは人数が少ないこともあって、僕も事務所でアタッチメントの点検や整備、確認作業をしたり、お客さんのところに商品の案内に行ったりと、色々なことをやっています。

入社のきっかけ

以前は『型枠大工』という仕事をしていました。重機に乗る経験はありましたが、アタッチメントの知識はほとんどありませんでしたね。

入社のきっかけは、結婚を機にこの辺りに引っ越してきたこと。前職は不安定なところがあったので、しっかり働ける仕事を探していて、面接を受けたら採用していただいたんです。当時はまさか自分が営業の仕事をするとは思ってもいませんでしたね。

仕事で大切にしていること

特に意識しているのは、『いかにして効率よく仕事を進めるか』ということ。たとえば、経験の浅いスタッフを難しい現場に一人で送ると、どうしても時間がかかってしまうので、その人の技術レベルを考慮しながら仕事を割り振るようにしています。現場ではアタッチメントの納品だけでなく、取り付けまで行うこともあり、迅速な対応が求められる場面も多いので、みんながどう動いているかを常に把握しておくことも重要です。

何よりも、『安全第一』を徹底すること。これは絶対外せないですね。

それから、入社当時は営業という仕事に戸惑いました。どうやってお客さんと関係を築けばいいか分からず、苦労したんです。でも、結局は『信頼してもらうこと』が一番大事なんだと、この仕事を通して学びました。誠実な仕事をしていかないと、信頼なんてしてもらえないですから。

仕事のやりがいと挑戦

気づいたら15年になりますね。
多分、僕は修理の仕事が好きなんです。
直せなかったものが直った時、自分にしかできないことが増えていくのが本当に楽しくて。
『あ、この仕事は自分に向いているな』と感じたからだと思います。

印象に残っているエピソードは、入社して間もない頃、どうしても直せないホースの修理があって、夜の11時くらいまでかかったことがありました。お客さんを待たせるわけにはいかないという責任感もあって、必死にやっていましたね。最終的にはギリギリ直すことができたんですが、社長や先輩が心配して見に来てくれて。その時は『一人じゃないんだ』って心強かったです。

そして何よりのやりがいは、お客さんとの信頼関係です。修理が難しい場合も、お客さんに『できません』とは言いたくないんです。時間がかかっても、なんとか解決策を見つけようと試行錯誤します。

最終的には、『レントリーさんなら何とかしてくれる』って思ってもらえる関係性を築くのが理想ですね。そのためには、お客さんときちんと話して、原因を一緒に探していくことが何より重要だと考えています。

職場の雰囲気について

この湖南営業所は、会社全体を見ても、真面目な人ばかりですね。変な遊びはせず、一日一日の作業に真剣に取り組んでいるので、おかげで怪我もありません。

社長は厳しい方ですが、間違ったことは絶対にしない人なので、私たちとしてはやりにくいということは全くありません。皆が仕事に真摯に向き合っているからこそ、安心して働けるんだと思います。

今後の目標と入社を検討されている方へのメッセージ

個人の目標としては、修理の幅を広げ、お客さんから預かって修理する方面も伸ばしたいと考えています。そして、自分が学んだことを後輩たちに伝えて、誰でもどんな仕事でも受けられるような会社にしていきたいです。

この仕事に興味がある方がいれば、心配しなくて大丈夫です。うちは『見て覚えろ』なんてことは絶対にしません。知識や経験がゼロでも、先輩が一つひとつ丁寧に教えてくれる体制が整っています。

昔は厳しかった時代もあったようですが、今はアタッチメントの部品表などもあり、見方を覚えれば初心者の方でも全然できる仕事です。取り付けなどの技術面も、最初は一緒に行って教えてもらえるので、不安はゼロで思い切って入ってきてほしいですね。